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都島区みやけ歯科医院

  2002/10/14更新

 

毎年、日本では交通事故に「よる死亡者が1万人を下回ることはありません。車社会のドイツでも、交通事故の件数は日本と変わらない時期があり、さまざまな工夫をしたのですが・・・日本は交通規制を厳しくして取り締まりに力を注いだのに対し、ドイツでは運転マナーを徹底的に若者に教えたのです。結果はどうでしょう。日本はいまだに交通事故が増える始末ですが、なんとドイツでは減少したのです。

国民性の違いと言ってしまえばそれまでですが、やはり日本では「交通事故はなくすものではなく、取り締まるおの」として考えられてきたのではないでしょうか?国民を信頼して自覚を促すのではなく、「規則をやぶったら罰金ですよ?」と脅かす方法がとられています。実はそれと同じことが、むし歯予防についても言えているのです。学校検診にあらわれているように、「むし歯はなくすものではなく、治療するもの」をしてとらえられています。むし歯の患者数は減っているのですが、それはむし歯にならなかったのではなく治療済みの歯が多いということなのです。ヨーロッパでは、現在むし歯になる子供の数は激減しました。むし歯がなぜできるのか?むし歯を予防する効果的な方法はないか?・・・明らかにむし歯をなくす努力が徹底され、社会的な常識になったということでしょう!

歯に油断しがちな管理職Aさん[40代男性]の場合
Aさんは知人に無理やり連れられて歯科医院に来られました。会社では管理職で多忙、つきあいで毎晩飲み会、ヘビースモーカーです。しかも、高血圧や痛風などの持病もあり、そちらの毎月の検診は欠かしていないようでしたが・・・なんと歯はほとんどグラグラでした。診てみると、歯そのものは大丈夫そうなのですが、ひどい歯周病にかかっていたのです。本人も「もう入れ歯かな・・・」と思いながらも、入れ歯にするには何ヶ月も歯抜けにならなければならないからと、1年以上前から先延ばしにしていたという話です。
企業もこのところ健康診断を社員に義務づけて成人病の予防には熱心ですが、どうしてその中に歯科の検診を組み入れないのかとつくづく思います。「もう半年早く受診していれば、歯を残すことができたのに・・・」というのが私の本音です。結局、Aさんは上下で残せた歯は10本、1日で仮歯を入れて、1年かけて歯周病の治療をしました。

歯というものは、なくさなければなくした痛みを感じられないのかもしれません。歯には「入れ歯」という代わりがあり、人はそれに慣れていきます。味覚や歯ざわりの感覚がなくなるという実感は、歯が健康な人には想像もできません。皆さんもまず、治療より予防が大事なのだということをお忘れなく、定期的に検診を受けられることをおすすめいたします。

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