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 2005/1/15更新

 

 大人には大人のむし歯があります。
その筆頭が治療済みの歯に起こるものです。通常のむし歯のように表面から虫食いになるとは限らないので、気づきにくい点がやっかいです。

大人は治療済みの歯に注意!
皆さんのほとんどは、子供のころに歯医者さんでむし歯の治療をしてもらったことがあると思われます。 実は大人の場合、むし歯になりうるリスクが一番高いのが、その治療済みの歯ということは御存知ですか?
むし歯は、口の中にいる虫歯菌がつくる酸によって、歯の表面のエナメル質が溶け出すことで起こります。子供に多い虫歯は、健康なエナメル質の表面や隣接面に穴があき、色が変わってくるので、よくチェックしていれば、比較的簡単に発見できます。

 ところが、大人のむし歯は、昔のむし歯治療で入れた詰め物や被せ物の境目から少しずつ進んでいくため、口を開けた時に目につきにくい部分から始まり、歯の中へ中へと進んでいきます。これを「2次カリエス」といいますが、もしそれが神経を抜いている歯であれば、どんなに進行しても痛みは感じません。しかも、むし歯になっても詰め物や被せ物には変化がありません。こうした状況のために、気づいた時には、かなり深くまで進行していることが多いのです。

 むし歯治療の際、健康保険が利く範囲で使われるプラスチック(レジン)の詰め物や金属の被せ物は、残念ながら一度入れても一生モノではありません。どれくらいもつかは、その人の口の中の状態や毎日にケアの仕方などによって違いますが、寿命があるのです。
これら人工物が年月とともに傷んでくると歯との間に隙間ができ、そこからむし歯が発生しやすくなります。歯と被せ物の収縮率の違いから、被せ物と歯の間に隙間ができ、そこからむし歯になる場合もあります。

 詰め物やつらなった被せ物は、天然の歯に比べてどうしても汚れがつきやすいという欠点があります。そのため、その周辺は健康な歯以上に丁寧に掃除する必要があります。
  「治療が済んだから大丈夫」という油断は大敵!あなたの詰め物・被せ物の周辺は大丈夫ですか?気になる方はお気軽にご来院の上、検査を受けてみてくださいね。

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